「9月解散の可能性」評論家の田﨑氏講演

2023年06月05日


  1.  3日(土)、午後1時半から熊本市の熊本ホテルキャッスルで自民党熊本県連の定期大会と政治セミナーが開催されました。
     大会では、次期県連会長の選出が行われました。私が県連会長選考委員会の委員長でしたので、去る4月22日に行った18人の選考委員会における経過を発表しました。「18人全員が現在の前川收県連会長(県議会議員)に引き続き会長をやっていただきたい、という意見だった」と報告し、県連大会においても全会一致で承認されました。県連大会の開催日の6月3日から2年間の任期となります。

 その後、会場を大ホールに移して政治セミナーが行われ、県内各地の首長、議員、各団体の代表者らが参加しました。講師は自民党の茂木敏充幹事長、政治評論家の田﨑史郎氏でした。茂木幹事長は「日本が直面する重要課題と将来展望」と題して、今後の我が国の国内外の方向性を示されました。
 田﨑氏は「岸田政権の行方〜日本政治の舞台裏」と題して、今後の政局がどう動くのかを取材をもとに講演されました。そこで解散について「このまま来年9月の総裁任期まで解散しないことは考えられない。解散があるなら9月解散ではないか。来年になると政局がどのように動くか見通しが立たない。9月に内閣改造をやりそのまま解散、ということも考えられる」と述べられました。

 私自身も、9月もしくは10月解散総選挙と考えていたところです。国会も会期末まであと2週間と少し。国会がひと段落すると、いよいよ解散の時期が騒がれ出します。こちらもしっかりと準備をしていかなくてはなりません。

 3日の政治セミナーはその上でも今後の緊張感を高める良い機会になりました。
自民党熊本県連、政治セミナーで講演する田﨑史郎氏