気の置けない仲間との集まりこそ真の情報
2022年10月18日
14日(金)に熊本に帰り、その夜は「阿蘇かたらんね」という阿蘇出身者の方々の集いに参加させて頂きました。
参加者は阿蘇郡市の出身市町村別のテーブルに座り、阿蘇についてのそれぞれの思い出を語っておられました。時間もゆっくりとありましたので20くらいあるテーブルを一つ一つ回って色々なお話を伺いました。今の阿蘇を外側から見て、良くなったところや失われた風景等、いろいろな本音の話を聴くことが出来ました。
翌15日(土)の夜は、技能士の皆さんとの懇談会です。左官や植木職人、大工さんなど、技能士免許を持つ若手10人程と話をしました。いわゆる職人といわれる方々で、いずれも自らの腕一本で生活を立てている一途な若者ばかりです。
中にはヨーロッパで行われた技能士の世界大会に出場した方もいて、「大会に日本代表として参加したが、多額の経費がかかった。国の代表として参加したことは、名誉にはなるが仕事を休むなど、その代償は大きかった」など、小規模事業者ならではの悩みも多数ありました。
16日(日)は、昔からの支援者の方々と久しぶりの会食。コロナもありこれまで数年間食事などの機会がありませんでしたので、みんなこれまでの思い出や、これからのことなど、話に花が咲きました。特に旧統一教会の問題には皆さん関心が高く、今後の政権運営への影響などを大いに語り合いました。
気の置けない皆さんから、何の遠慮もなく大いに本音の話を聞くことが出来ました。公式の行事は多くの皆さんとの交流の場になり、これはこれで有益です。
一方、少数での集まりは本音を聞ける絶好の機会です。
改めて、「聞く」という事はどのような事なのかを知りました。
今後も本物の声を「聞く力」を強化します。