全国大会、熱気はやはり道路大会
2021年11月16日
各事業別の全国大会が連日開催されています。特に昨年は、コロナで中止になった大会が多く、今年は久々に各大型会場は活気に満ちています。
その中で特に熱気を感じたのは道路の大会でした。「安全・安心の道づくりを求める全国大会」は16日午後1時から東京有楽町の東京国際フォーラムで開かれました。
会場は1000人収容できますが満席でした。立ち見も出ていました。しかも1700以上ある全国の市町村から首長580人が出席されていました。やはり、高速道路から一般国道、県道や市町村道まで、自治体にとって道路整備が最も切実な願いであるという事が分かります。市町村長さんたちも真剣そのものです。
全国の会長は元衆議院議員古賀誠先生です。古賀先生が挨拶をされると会場は波を打ったように静かになりました。そのあと国土交通大臣等の来賓挨拶が続き、宮城県の村井知事と新潟県加茂市の藤田明美市長がそれぞれ自らの体験を交えて意見発表をされました。
激励の拍手や掛け声なども飛び、ほかの全国大会とは一味違った熱気と元気さにあふれた大会でした。
出席した国会議員は、マイクを回して自己紹介と一言を付け加えました。普通は司会者による名前の紹介だけですが、なかなかのサービス精神です。
最後に、「ポストコロナの経済対応や、国土強靭化のための5か年加速化対策などの施策については、通常予算とは別枠で計画的に事業執行すべきである」など9項目の決議をして終えました。
やはり、予算をとるためには勢いも大事であることを、道路の大会に出席して思い知らされました。