パラリンピック開会式、担当大臣として出席
2021年08月25日
パラリンピックの開会式は24日(火)、午後8時から神宮外苑の国立競技場オリンピックスタジアムでありました。私は障害者施策担当大臣ですので、担当大臣として案内状が来ました。
午後6時に大臣室を出て、帝国ホテルに集合し、その後、私と同じ招待者とともにバスでスタジアムに行きました。
開会式典は華やかで格式があり、力強さがありました。特に競技場内で繰り広げられるパフォーマンスshowは力強いストーリーがありました。競技場全体をエアポートに見立てて、翼をもつ飛行機が飛び立つ。誰もが持っている翼で思いの場所に到達するが、片翼の小さな飛行機でも大空に思いを馳せて飛び立ち、思いの地点に到達することが出来る、という一貫したストーリーが描かれており見応えがありました。しかも私は布袋寅泰さんの力のあるギターが大好きですので、音響にも大満足、プロジェクションマッピングも素晴らしいものがありました。
入場行進もそれぞれの国の選手団が精一杯のパフォーマンスで行進して感激でした。少人数の参加国でも、力強く自らの国と自分自身のエネルギーをアピールされていました。
全てにおいてオリンピックとはまた一味違う開会式を体験させていただきました。
私が担当する障害者施策は「障害者基本法・基本計画」「障害者差別解消法」「障害者権利条約」「障害者白書」をはじめ、障害者に関する様々な調査などですが、この日のパラアスリートや監督コーチをはじめとする各国の関係者、そして我が国ボランティアの活動・活躍などを肌で感じながら、改めてノーマライゼーションやジェンダーイクオリティを含めた多様な社会をつくる事の大切さを教えてもらい、それを阻む障壁に立ち向かう勇気をもらいました。
これからの大会期間が楽しみです。