孤独・孤立でスタジオ収録

2021年08月05日

 5日(木)午後1時半からTBS NEWS・CS放送の「国会トーク・フロントライン」に出演のため、TBS本社に行き、キャスターの方と対談方式で孤独・孤立担当大臣就任から半年を経て、という事での収録をしました。同番組は国会議員が登場するもので、二階幹事長をはじめとするそうそうたる方々が既に出演しておられます。

 質問項目は数多く、特に半年たって様々な事が見えてきた時期、そして予算要求の時期でもありますので、より具体的な私の話が求められました。
 質問は
 「海外からの反響と今後の連携」
 「副大臣を集めた連絡調整会議はなぜ大臣でなく副大臣なのか」
 「4回行われているNPOとのフォーラムでどんな意見が出たのか、また今後の連携をどのようにして行くのか」
 「補正予算の60億円はどのように使われているのか、NPOや孤独で悩んでいる人に届いているのか」
 「今後の政策のポイントは」
 などでした。いずれも鋭く厳しい質問で、出来る限り具体的に答えて欲しい、という事でしたので、私が経験したものも含めて「生」の話をしました。

 海外の担当大臣らとのオンライン会談については「どの国も深刻に考えている。イギリスは当初高齢者の孤独対策を念頭に置いていたが、若者の孤独対策が深刻だとわかったようだ。EUは北欧は孤独に悩む人の割合は5,6%だったが、コロナ感染拡大後、全域的に20%を超している。今後対策を考えるようだ」
 連絡調整会議が大臣でなく副大臣なのか、については「機動的、迅速に対処しなくてはならないが、大臣ばかりになると日程がなかなか調整できない。それと私が司令塔として指示を出すのに副大臣の方がやり易いんです」
 4回のフォーラムについては「行政の窓口をもっと教育して欲しい、などの意見が出ました。連携はそれぞれのNPOに特色がありますので、それを尊重しながらの連携は難しい側面もある」
 「補正予算は確実に届いている」。今後の政策のポイントは「実態把握をしっかりとやる事。NPOの方々へのきめ細かな支援体制。そして悩んでいる皆さんがどこに手を伸ばしても反応があり、何らかの支援が出来る、という社会にして行くことが大切」
 などと答えました。

 正味27,28分くらいでいたが、終わりに近づくに連れ時間の短さを感じました。しかし、スタジオで短時間でより具体的に言葉にすることは、頭の整理をするうえでも、そしてこれからの目標を明確にするうえでも大変ためになりました。今日の収録でのやり取りを今後に生かします。

 放映は6日15時半と23時、7日の9時半、8日の0時半という事です。