第71回新型コロナウイルス感染症対策本部
2021年07月30日
30日(金)午後5時から「新型コロナウイルス感染症対策本部」が官邸で開かれました。新たな感染拡大に対して緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を実施すべき都道府県を専門家会議に諮った結果を報告し、その結果について了承を得るものです。各省庁から閣僚もしくは副大臣が出席しました。進行は加藤官房長官。田村厚生労働大臣、尾身基本的対処方針分科会会長、西村経済再生担当大臣がそれぞれの分野で現状を報告しました。
そして基本的対処方針案として「緊急事態宣言区域として東京都、沖縄県に加え埼玉、千葉、神奈川及び大阪府を追加し、期間を令和3年8月31日までとする。埼玉、千葉、神奈川、大阪は8月2日からの実施。まん延防止重点措置区域は北海道、石川、京都、兵庫、福岡を8月2日から31日まで実施する」が提出され、案を了承しました。
最後に総理が「お盆などでの不要不急の外出や移動は自粛していただく。事業時間短縮にかかる協力金の早期の支給などは対策の実効性を高めていく。8月下旬には全ての国民の6割超が1回接種を終え、4割超が2回接種を終えることを目指す。重症化リスクを７割減らす画期的な治療薬も活用して行く」などと取りまとめの言葉を述べられました。持ち回り閣議で最終決定しました。
第5波の感染力は新たなデルタ株（インド株）に置き換わっていることもあり強いものがあります。緊急事態宣言区域だけでなく、全国的に感染が広がりを見せています。わが県の熊本県も急速に増えました。緊張感と細心の注意が求められます。私もしばらくは地元に帰らず宿舎でStayhomeです。
「暑い」などと言っている時ではありません。まさにこの1か月間が勝負。全ての人たちに注意深い行動を求めます。