テレワークの一日
2021年07月28日
27日(火)は朝からテレワークの日でした。午後に大臣室から、いわゆる「黒い雨訴訟」に関しての持ち回り閣議の連絡がありました。総理が「上告しない」という判断を下されたこと。それに際して、総理談話を発表することが報告され、談話の内容が秘書官から読み上げられました。「了承」の返事をしましたが、総理にとっては重たい判断と談話だったと思います。敬意を表します。
地元の女性後援会で「我が国の少子化対策」について、オンラインで私と勉強会をやるような計画が進んでいるという事ですので、少子化対策である「結婚」「出産」「妊娠」「子育て」のぞれぞれのライフステージにおける現在の政策を復習しました。また一度は読みましたが、経済学の観点から書かれており、難解な部分も多く、理解できないところもある、東大大学院経済研究科教授・山口慎太郎先生の著書「子育て支援の経済学」を読み返してみました。2度目になると少しは理解が深まりましたが、改めて少子化対策の難しさも分かりました。
夜、オリンピック・ソフトボールの決勝戦、日本対アメリカをテレビで観戦しましたが、見事13年ぶりライバルのアメリカを破っての金メダルでした。全員の活躍で獲得した文句なしの金でしたが、特に上野由岐子投手はまさに「鉄人」の言葉がぴったりです。気力、体力、努力、技術力すべてが凝縮された39歳の活躍でした。
57年前の東京オリンピック、私は中学2年生でしたが、その時「日本女子バレーボールチーム」が決勝で当時のライバルのソ連を破り金メダルを獲得した映像がダブりました。「鬼の大松」で知られたスパルタ練習の大松博文監督の下で河西昌枝キャプテンを中心に「東洋の魔女」と呼ばれ、世界の頂点に立っていた「ニチボー貝塚」を主軸とする日本チームはソ連に文句なしの勝利。日本中が感動した瞬間でした。私の父が「女子バレーボールだけには金メダルを取らせたかった」と言って涙を流していたことが思い返されました。
やはりスポーツの力、そして女性の活躍は感動を与えます。