令和2年度第3次補正予算案衆議院を通過

2021年01月26日

 今日26日は、朝8時15分から閣議、その後参議院の食堂で8時半過ぎから閣議後の記者会見、そして9時からの衆議院の予算委員会のため8時50分までには予算委員会が開かれる第一委員室に着席する、という慌ただしい朝でした。

 予算委員会は昼食時間をはさんで6時間質疑が行われ、その後令和2年度第3次補正予算案を採決、可決して本会議に上程し、衆議院本会議が午後7時過ぎから開会し、自民党、公明党、日本維新の会の賛成多数で可決し参議院に送られました。

 今日の予算委員会はほとんど野党の質問でした。医療体制の問題やPCR検査体制、補正予算案の中身についての質問が主でしたが、やはり厳しい質問が相次ぎました。予算委員会終了後に野党もそれぞれ補正予算の編成替え案を提出しましたが、賛成少数で否決となり、本会議も同様でした。 
 本会議は密を避けるために半数の議員がまず出席し、予算委員長の報告を聴いた後、さすがに半数で採決を取るという訳にもいきませんので、委員長報告の10分後に全員出席として採決が行われるという変則的な本会議でした。

 補正予算案は歳出総額19兆2000億円。コロナ対策に4兆3600億円、デジタル・グリーン予算に2兆8300億円、民需の喚起策に6兆4600億円、防災対策・国土強靭化に3兆1400億円などです。私はコロナ対策やポストコロナ、そして国土強靭化も含め、コロナ対策を重点にしたバランスある補正予算であると思います。

 明日から参議院の予算委員会です。参議院は衆議院と違いまた独特な雰囲気ですので、どのような質疑が行われるか緊張の2日間です。