BSテレビ東京で正月用TV収録

2020年12月24日

 24日午後2時から港区六本木のBSテレビ東京のスタジオで正月に放映されるインタビュー収録をしました。テーマは「2021年、日本の地方創生はどうなるか? 坂本大臣を直撃」。番組МCの伊藤聡子さんのリードで、番組座長の大西洋さん(羽田未来総合研究所代表取締役社長)が、ゲストである私に地方創生について様々な質問をするという番組です。

 東日本大震災から10年、熊本地震から5年を経て、地方の復興と地方創生はどうなっているか、から話はスタートしました。「地方創生のために何が必要なのか」「何が足りないのか」「東京の一極集中が果たして是正されるのか」「国が進める移住政策や地方創生にどのような予算がついているのか」「コロナ禍の中で果たして地方創生が可能なのか」など次々に質問が飛びました。

 私はこれまでの記者会見などで答えたような、「地方創生への人材の重要性」「コロナ禍でテレワークを中心に地方にいても、本社と連絡を取りながら仕事ができることが実証されつつあること」「地方への人や情報の流れは必ず出来てくること」「副業や兼業でも地方への知識の供給が出来ること」「魅力ある地方大学をつくり上げることで、地方に人材を集めることを今後、自治体と経済界と大学が一緒になって進めることの重要性」などを述べました。

 約1時間、質問と私の答えと、地方創生を成功させつつある地方の現場の映像による紹介を挟みながら、収録は進みました。あっという間の時間でした。

 かつて新聞記者時代、地元のテレビ局で生放送による解説や報告もしていましたので、あまり緊張はしなかったのですが、国の政策を正確に話すことと、視聴者に語り掛けるように話すことは相反する面もあり、なかなか難しい部分があります。最後は予算の金額が間違っていた、と立ち会った内閣官房の人から指摘され、その部分だけ撮り直しました。

 どのような収録になっているのか、どのような番組に出来上がっているのか楽しみです。放映は1月9日午前7時30分から、BSテレ東「羽田土曜会 ニッポンを元気にする地域の星」という番組だそうです。