九州の自動車道路に期待
2020年12月07日
土曜日の5日は朝6時15分に赤坂の宿舎を出て空路熊本へ、上益城郡山都町の蘇陽地区で10時半から開かれた九州中央自動車道路の中心くい打ち式にギリギリで間に合いました。
この道路は熊本と宮崎を結ぶ高規格の自動車道路です。一方阿蘇の方でも熊本と大分を結ぶ中九州横断自動車道路が建設中です。この2路線が開通すれば九州、とりわけ中九州は相当の変化を見せます。
すでに福岡・熊本・鹿児島の九州を縦貫する自動車道路があり、一方で福岡・大分・宮崎を通り、鹿児島と結ぶ九州東回り自動車道路も完成間近です。更に水俣・出水・薩摩川内を通る南九州西回り自動車道路も工事が進行中です。この縦の線に、横断の路線が加われば、いよいよ九州も各県を結ぶ高速自動車道路ネットワークが完成します。人・モノ・情報を中心に縦横に様々なものが動けば、九州のGDPなども膨らむことは間違いいりません。
私が国政に出馬した2003年ころは九州はオランダと人口、GDP、面積とも同じくらいでした。私はオランダが確固とした国家として経済が動いているのだから、九州も自立と自主運営ができるはずである、と訴えて国政に出ました。しかしこの20年、オランダは国内ネットワークを充実させたために、現在ではオランダにGDPも人口も大きく引き離されました。九州は足踏み状態でした。
一日も早く九州内の高速自動車道路網のネットワークを完成させ、光ファイバーや5G基地局をはじめとする情報通信網も充実させ、経済の飛躍、地方創生と人口増加、医療や教育の充実を図り、九州の自主・自立を促さなくてはなりません。
多極分散の国家づくりを九州からつくり上げる、が私の理想像です。