真矢ミキさんと対談

2020年11月26日

 25日の午後6時、女優の真矢ミキさんが大臣室を訪れてくれました。テレビドラマ「さくらの親子丼」で主演の九十九(つくも)さくら役をやっておられます。「さくらの親子丼」は家庭的に恵まれない子供たちや虐待やDVを受け心が傷ついた若者を九十九さくらが懸命に自宅やシェルターに匿い、自らが作った温かい親子丼を食べさせながら彼、彼女らの心を解きほぐす懸命の努力をするという社会派ドラマです。

 内閣府で現在「子どもの未来応援国民運動」を実施しており、ドラマがそのテーマと一致するために私の元を訪れ、子供の貧困問題や虐待についてお互いに意見交換しました。ドラマでも国民運動のポスターを掲示していただいており、一緒に国民運動を盛り上げようと来ていただいたものです。

 元宝塚歌劇団の花組トップスターだけあって、姿勢もよく気品があり、もちろん華もあります。

 私の好物の一つが親子丼であること、妻が子ども食堂をやっていること、などの話から入り、「ドラマの中で印象に残っている子供はだれか」「子どもたちの駆け込み寺でもあるシェルターなどにどのような支援が必要と思うか」など本論に入って行きました。真矢さんからも「国民運動はどのようにやられているのか」「企業の支援はどう行われているのか」「寄付金はどのようにして使われているか」など積極的は質問がありました。

 お互いに、子供たちの現状の深刻さを語りながら、今後やるべきことなどを話していると、時間が経つのは早く、予定時間の40分があっという間に来てしまいました。

 子供の貧困や心の病など我が国は深刻になっています。社会全体でしっかりと関心をもって、子供たちの心に寄り添う大人の努力を続けていかなくてはならないことを実感しました。
 引き続きフジテレビのドラマ「さくらの親子丼」を視聴し、厳しい状況に置かれている子供に寄り添えるよう政策を進めて行きます。