衆参で内閣委員会終了
2020年11月18日
17日は参議院の内閣委員会が開かれ、内閣府特命担当大臣の所信表明に対する質疑がありました。私も3名から少子化対策などの質問を受け、答弁しました。これで今臨時国会における大臣所信に対する内閣委員会での質疑はいったん終了です。
やはり予算委員会をはじめ、質問に対する答弁が一番緊張します。この日も野党から、マスコミに報道された児童手当の見直しについての反対質問がありました。まだ決定したことではなく、私も含め役所内で色々と考えているところですが、いったんマスコミに報道されるとそれが既成事実として受け止められ、いろいろな反応が表れます。
改めてマスコミの影響力の強さも感じますし、それにより世論を意識しながらの各政党の動きも出てきます。様々なステークホルダー(利害関係者)の動きによって、政策はつくられていくものであるという事を実感させられます。
新型コロナの感染再拡大が本物になりつつあります。先の第2次補正予算で地方創生臨時交付金2兆円を措置し、現在各地方自治体への交付手続きを進めているところですが、そのうち500億円はコロナの感染拡大に備えて留保しておきました。その500億円をこの機会に使うことになりました。都道府県が飲食店などに休業要請した場合に60万円を限度として、その8割を国が負担することにしました。
感染拡大が決定的になる前に何としてもクラスターの発生などを封じ込めるためです。効果が発揮されれば、と期待します。まさに正念場です。