沖縄、糸満市と与那国島でふるさと対話集会
2020年11月16日
金曜日の夕方、羽田から沖縄に向け出発し、当日は那覇市で宿泊、翌日からの3か所での「自民党ふるさと対話集会」に参加しました。一緒に行ったのは松野博一元文部科学大臣、会場となったのは私と同期当選の西銘恒三郎衆議院議員の選挙区で、同議員が案内役をしてくれました。
まず14日土曜日は糸満市と八重瀬町(やえせちょう)で行いました。糸満市は漁業の町です。「尖閣周辺は豊富な漁場でみんなが漁に行きたいけど、中国海警の船が常時監視しておりなかなか落ち着いて漁が出来ない」。また日本の海上保安庁の巡視船からも、「異常はないか」と常に連絡が入り漁に集中できない。「何とかならないのか」といういら立ちの声が数多くありました。
八重瀬町は、農業の町。ピーマンが名産で若手の農家も生産に励んでいますが、消費地から離れているために送料がかかりハンデを背負っているために、どうしても手取りが少なくなる、などの要望が出ました。しかし新規就農の農家も多く、子供の数も多く元気のある街に見受けられました。
その日の夜に、石垣空港経由で日本最西端の与那国島へ行き、翌日の対話集会に備えました。対話集会では町長はじめ町の各団体の長の皆さんが参加されました。中学校までしか島になく高校は本島へ通うことになりますが、本島の高校生の寮が不足しており抽選で外れたら民間の高いアパートにを借りざるを得ないなどの切実な声が聞かれました。
どの集会でも沖縄という地域の実情、島ならではの苦労などを聴き大変勉強にもなりました。
帰りは与那国島からプロペラ機で石垣島へ。そしてジェットに乗り換えて那覇空港へ、更に那覇空港から羽田に向かい、午後7時半に宿舎に帰り着きました。
多くの方々からたくさんの声を聴き、宿題もいくつか出来ましたので、月曜日から早速、要望の中で実現可能なものについては各省庁に照会して行きます。今週も忙しくなりそうです。