4大臣から経済界へ新卒者採用の呼びかけ
2020年10月28日
27日は一億総活躍担当大臣として経済界へ新卒者の平年並みの採用を要請しました。私だけでなく萩生田文部科学大臣、田村厚生労働大臣、長坂経済産業副大臣がそろって出かけました。
文部科学省の呼びかけでこの日の要請となったものです。コロナ禍で各企業とも経営が厳しい状況になり、来年度の採用を控える企業が多くなることが考えられます。しかしこれから夢をもって社会に飛び出そうとする若者をスタート時点で遮断してしまうと様々なひずみが今後出てきます。企業にとっても社員のアンバランスな年齢構成は決して良いものではありません。
かつてバブルがはじけて就職が困難な時期がありました。「就職氷河期世代」と今も言われ、当時の若者は正規社員が少なく、結婚したくてもかなわない方も多く、少子化を招く一因にもなっています。さらに将来の年金などにも影響与えてきます。コンスタントな採用が、社会を正常に回転させていくのですが、今年から来年にかけてそのような状態がつくれない環境に陥っています。
要請はそれぞれの大臣が、若者の採用を訴え、既卒者も3年以内は新卒者として取り扱ってほしい旨の要望をしました。
経済界には、日本商工会議所、経団連、全国中小企業団体中央会、全国商工会連合会が対応していただきました。大企業だけでなく中小企業ともに厳しい経営状況にあることも報告されましたが、出来得る限りの努力はしていくことをそれぞれが発言されました。また中小企業団体からは、学生には大企業も希望されるけど中小企業にぜひ第一希望で応募していただきたいとの発言もありました。
先に待機児童解消のために、経済団体に協力要請をしましたが、今回は学生の就職での要請です。政治と行政と経済界、まさに協力して歩かなければならない分野が数多くある事を知らされます。