桜を見る会中止について

2019年11月14日

 毎年著名人を招いて新宿御苑で行われていました、総理主催の「桜を見る会」が来年は中止に決定しました。野党から、「政治家の枠で招待して公費を使った政治活動であり、予算も5000万円を超えるなど膨れ上がっている」と批判を受けたのが、その原因です。
 「風流な桜を見る風習をやかましく言う必要はないではないか」という人、「それはそうだけど公私混同はダメ」「来年は中止してもう一度出席者の基準を明確にすればいい」という人、それぞれに考え方は様々だと思います。
 結局、来年の次から開かれるかどうかは分かりませんが、1952年からはじまった「桜を見る会」をいったん中止にしたことは相当な覚悟の上だと思います。
 今後どのように政局が展開していくか分かりませんが、何か重大な決意を持って中止が決まったような気もします。これから何が起きるかわからない、そんな政治情勢になりつつある予感もします。