日本の豆腐文化を守る議員連盟
2019年06月05日
豆腐の文化を守る議員連盟というのが自民党にあります。会長は元農林水産大臣の林芳正先生です。豆腐は日本文化の象徴的な食べ物ですが、小規模の豆腐屋さんが多く、価格も安いところから年々その数が減少しているのが現状です。そのために、豆腐屋さんを守り、日本の食文化も守ろう、と結成されたものです。
昨日も自民党本部で開催され「一般財団法人全国豆腐連合会」などから、豆腐屋さんが出席されました。
豆腐屋さんの悩みは、第一は価格が安すぎることです。1丁が百円以内で買えます。私も時々スーパーで買いますが、もやしと豆腐、これほど安いものはありません。そして栄養価も高くうまい。昨日の会合では、豆腐はアジア各国にあるが、いずれも日本より高い。それは豆腐の原料となる大豆を作る農家を守るために、豆腐に価格転嫁できるようにしてあるから、ということでした。韓国、台湾、ベトナムなどいずれも日本の倍くらいの価格でした。
国産大豆は遺伝子組み換えなどをしていないため、最近は人気が高く、価格が上がっています。このため豆腐屋さんは国産大豆をなかなか使用できず、遺伝子組み換えをやっていないカナダ産の大豆などを使用している、ということでした。
大豆は、貴重な植物性タンパク源です。それを100%使った豆腐も私たちの健康づくりには欠かせません。
今後スーパーで少しでも高い豆腐を買い求めるようにしたい。高いと言ってもそれほど高い買い物ではないですから。