令和 課題は人口減少と高齢化
2019年05月04日
「令和」に入りいよいよ政治も始動しなくてはなりません。本を読んだ入りテレビの解説を聴いたりしていると、やはり最大の課題は「人口減少」です。そして「高齢化」です。これは一つの問題のようで一つではない。しかし、ばらばらの問題でもありません。また政策もセットで行うものもあれば、明確に違う政策をつくらなくてはならないことも数多くあります。
急速な「人口減少」は難問です。景気が良くなりません。すべてが縮小傾向に動きます。これまで人口もGDPも膨らむだけ膨らんでいますので。この経済を維持したままで、日本をどう前に進ませるか、難問が立ちはだかります。
消費の需要、大学や高校などの教育機関、インフラの維持管理など縮小が余儀なくされているものにどう対応していくか、今のところ「働き方改革」を進め「ＩＴ化」で対処して生産性を高め、一方で外国人及び外国に広く門戸を開く、などの政策が出ていますが、これをさらに強力に推し進めるためにいかにしたらいいか、政治の役割です。
高齢化は二つの側面があります。一つは年金、医療、介護など社会保障を維持、充実させることと、もう一つは人生100年時代ｊに入りますので、生き方や考え方、社会への参加の仕方、など個人の人生哲学というべきものに対してどのように政治的に誘導し、対応していくか、が課題となります。
以前から言われていたことばかりですが、「令和」という元号を節目として、しっかりとした論理の組み立てと国内外に理解を求めることと、実効性のある政策を進めていかなくてはならない、と改めて考えさせられ、責務の大きさを感じます。