被災地列島日本

2018年07月19日

 今回の西日本豪雨災害は広範囲にわたって大きな被害をもたらしました。中国、近畿、四国などです。今、自民党非常災害対策本部でこれからの予算と災害の位置づけ、それぞれの分野の救済制度などを急いでつくっているところです。
 それにしても、自然災害が多い。昨日茨城県常総市を選挙区とする代議士から、「3年前の豪雨水害から少し落ち着いた。その後、市でもいろいろと考え、避難対策を講じている。一度自民党でそのプレゼンスをさせてくれないか」という申し入れがありました。避難の情報伝達や避難方法などが今回の豪雨では課題として残りましたので、ぜひ一度やろうということになりました。
 考えてみると、我が国は今年はまだ半年だけれど、「北陸の豪雪」「大阪の地震」、そして「今回の豪雨」、昨年は「九州北部豪雨」一昨年は「熊本地震」、その前は常総市を中心とする「鬼怒川河川洪水」そして東北や北海道の「台風3連発」、それ以前は「東日本大震災」などすべての地域が何らかの災害を受けています。かろうじて災害が少ないのは「東京」ということになります。
 これだけ災害が多いと、人命にかかわることはもちろん、予算も窮屈になります。大変な状況と言ってもいいかもしれません。やはり自然災害に対する備えをハード、ソフト両面で充実させていくことは、国家の課題の柱のひとつです。熊本地震の経験を踏まえて取り組んでいきます。今日は、会期末一日前ですが、衆議院の災害対策特別委員会が開かれ、今回の豪雨についての審議があります。