火山噴火対策小委員長として
2018年05月11日
昨日は宮崎県にある、霧島山系の火山である硫黄山が250年ぶりに噴火して、河川にヒ素やカドミウムが流れ込み大きな被害を出していることで、地元の首長さんたちが自民党本部を訪れ、噴火対策について陳情をされました。
私は先日、自民党災害対策委員会の中に設けられた、火山噴火対策小委員会の委員長に就任したばかりですので、出席して話を聴きました。
噴火により、有毒物質が河川に流れ込んだことで約1250㌶の田んぼで今年の稲の作付けを中止したそうです。幸い田植え前で、田んぼに水を引いていなかったために、土壌汚染は免れたという事でした。また河川ではコイやフナの死骸が大量に河川に浮き、処分されました。現地はブランド米の生産地で市町長さんたちは大変なショックを受けておられました。
農家の方々への所得補償や今後の汚染除去対策が課題になります。
火山の噴火は御岳山や草津白根山の爆発にみられるように、このところ爆発していなかった火山の突然の爆発が続発しています。そのたびに死者が出たり、農作物や山林に被害が出るなど大きな問題となっています。そこで火山対策小委員会が設置され、阿蘇山を選挙区に抱える私が委員長を仰せつかったわけですが、今後も目が離せません。
地震、津波、台風、豪雨、豪雪など自然災害はこの1年に何回となく日本の各地で発生しています。また新たな大きな仕事になりそうです。気を引き締め、更にいつ何時起きるか分かりませんので、緊張感をもって対応していきます。