国会の日程定まらず

2017年11月21日

私が筆頭理事を務める農林水産委員会は今日12時から理事懇談会を開き、明日22日、農林水産大臣の所信を聞き、24日に所信に対する質疑を行ない、質疑終了後に今国会で審議する予定の競馬法の趣旨説明が行われる予定でした。

しかし理事懇談会の開会直前になって野党の筆頭理事から電話があり、野党国対の指令で出席できなくなりました、と連絡がありました。

選挙後、初の与野党の顔合わせでしたので、伊東良孝委員長は場の雰囲気を少しでも和ませようと昼食を用意されていたのですが、結局自民・公明の与党だけの昼食会となりました。

予算委員会の質問時間の配分を巡り、自民党が5対5を提案したことに対して、野党が反発して他の委員会にも欠席を要請したようです。また野党の第一党は立憲民主党で私たち与党は野党の代表として第一党と交渉して、日程などを決めるのですが、希望の党がそれが面白くないらしく野党間でも話がまとまらないという事情もあるようです。

これでは国会の審議が出来ません。与党も譲るべきところは譲りますが、野党もそれに応えて審議する姿勢は示してもらわないと国会は何のためにあるのか分からなくなります。

競馬法は経営が厳しい地方競馬を支援するために、中央競馬会などから交付金を配分する法律です。12月31日でその法律の期限が切れますので今国会で、延長の法律を成立させなくては地方競馬が更に苦しくなります。野党も少しは考えて欲しい。