加計学園問題、女性は猛反発
2017年06月12日
土、日曜日、地元で国政報告会を5箇所でやりました10人ほどのミニ集会から、50人弱の集会まで規模は様々です。その中で、女性の後援会組織である合志市「たんぽぽの会」では40人強の方々が参加していただきました。毎年開いているもので名づけて「たんぽぽ、井戸端会議」。60代から80代までの女性の方々が大半です。
昼食の幕の内弁当をみんなで食べた後、私の国政報告を聞いて、皆さんから質問を求めるというスタイルです。
一番質問が多かったのはやはり、加計学園の文部科学省内の、いわゆる「怪文書」とされた文書の問題。「あるものをない、と言っても国民はだまされない。黒を白といい含めていると一緒。国民は霞ヶ関や永田町が考えるほど馬鹿ではない。情報も色々なところから入ってくるし、そんな国会での審議のやり取りを聞かされて腹が立ってしょうがない」という手厳しい意見や「余りにもその場主義で、とりあえず反発を買わないようにしようとする小手先のテクニックが多すぎる」など約1時間近くの意見が出っ放しでした。
男性は色々なしがらみや権力の怖さなどをある程度知っていますので、「まあなかなか難しい問題だなあ」という意見もあったんですが、女性になるとそうは行きません。単刀直入で悪いものは悪い、嫌いなものは嫌い、で意見がはっきり出ます。
先に書いたようにこの問題は、当初の処理方針を少し誤った様に思います。やはり文書にしても出すべきものは出して、本質論で官邸の言い分を国民に理解してもらうようにしなければ、ますますこじれてきます。
再調査するという方針を文部科学省は出しましたが、本当に細かに調査して国民の皆さんが納得するようにしなければ、変にごまかそうとすると火に油を注ぐ事になります。