国会空転
2017年04月13日
国会はこれまで、「森友問題」「テロ等準備罪の提出」「今村大臣の激昂」など色々な問題がありましたが、順調に進んできました。私の担当の総務委員会も今日、「地方公共団体情報機構法」(JーLIS法)を審議して、採決する予定でした。しかし昨日、厚生労働委員会が紛糾し、民進党が全ての審議を止めてしまいました。今日の委員会は中止です。
事の発端は、厚生労働委員会で昨日、介護保険法の法案審議と採決が予定されており、法案の審議に集中しようということで理事会で決定していたということですが、安倍総理出席の場で、民進党が森友問題を出し延々と質問を続けたために、自民・公明の与党が怒り、介護法案を採決しました。
多分民進党はこうなるという計画の下に「森友問題」を出して与党に強行採決をさせたのだと思います。国会を少しでも紛糾させ、他の法案の成立を遅らせようとする、いつもの野党戦術です。国家のためには何一ついいことがありません。本来なら野党がチェック機能を持って法案審議に臨まなくてはならないのが役割ですが、今の民進党はまるで駄々っ子です。
今日は本会議が開かれる予定ですので、本会議が開かれた時点で国会は「正常化」という判断だそうです。私たちの委員会も、それから仕切り直しです。法案の審議が遅れることになります。何かむなしい限りです。