幹事長室は何でも屋

2017年03月02日

 自民党の副幹事長になって3年目を迎えます。幹事長というのは自民党の全ての司令塔ですので何でもこなさなくてはなりません。国会対策、陳情の受付、記者団とのパイプ、党員の確保、政治資金の確保など表の顔から裏方の仕事まで様々です。
 それだけに勉強になります。一日一回は必ず幹事長室に顔を出すとだれかが陳情や相談などに来ています。また政治の流れも分かります。まさに人間学の坩堝(るつぼ)です。
幹事長室には副幹事長が10人以上いますし、職員も20人ほどいます。それぞれの役割を持っていますが、とどのつまりは人との交流です。これが一番難しい。シナリオも教科書もありませんのでその時々で、瞬時にいかに判断していくかが重要になります。その点二階俊博という幹事長は天才肌です。その判断力には舌を巻きます。
 平成29年度の予算案が衆議院を通過してひと段落。これから法案以外の様々な政治の動きが出てきそうです。幹事長室が更に燃え上がってきます。今日も幹事長室に顔を見せて、今何が起きようとしているか、肌で感じるのが楽しみです・