自民党内の法案審議が佳境に
2017年01月31日
今週は、来年度の予算が成立した後、4月以降に審議する各法案の、自民党内での論議が佳境に入ります。
私にとって今回加わった最大の仕事は、昨年から続いている酪農に関しての生乳流通改革に関する法案の作成です。昨年、酪農の生乳の流通については、現在の法案を廃止して、新たな生乳流通の仕組みにしていくことで合意をしました。その新しい仕組みにするための、法案をつくり審議しなくてはなりません。これまでは約50年間「加工原料乳生産者補給金等暫定措置法」という法律の中で生乳の流通が行われてきました。しかし平成30年度から、これまでの暫定措置法を改正廃止してして「畜産経営安定法」のなかに組み込んで、「改正畜産経営安定法」として新たな流通スタイルを組み立てます。
これまで50年続いてきた仕組みを変えるわけですので現場からの反発も予想されます。しかしこれまでの仕組みの良さはしっかり残し、新たな時代に対応できる強い酪農にしていくための法律改正していかなくてはなりません。現場の声を十分に聴きながら、酪農家がこれまでより高所得になるための改正にしていきます。責任重大です。