やはり地域の選挙が原点

2017年01月30日

 昨夜は地元山鹿市の市長選挙と市議会議員選挙のダブル選挙投開票日でした。両選挙とも地域にとっては4年に一度の、一大イベントです。
 特に市議会議員選挙は定数20に対して24人が立候補しました。「全国区型」の候補者は少なく、ほとんどがそれぞれの小学校区などの地域代表として立候補されています。このため各地域に事務所が立てられ、当選者の祝勝会は地域の公民館でというケースも少なくありません。まさに投票による地域と地域の戦いです。しかも合併してまだ10年強、旧市町村意識も根強く残っており、合併前の地域の戦いの様相でもありました。
 当選者の祝勝会場を10時半過ぎから回り始めました。山間部から回り徐々に市街地へ移動していきましたが、午前2時まででやっと半分の当選者を回りました。それでもその頃まだほとんどの陣営は、運動員の方々が残っていらっしゃいまして勝利の余韻に浸っておられました。
 もうこれ以上は回ってもこっちの身が持たないと思い打ち切り、後は今日の午前8時から回り始めました。
 予定の当選者を回り、10時45分の飛行機に間に合い上京、今週からいよいよ平成29年度の予算案に関する法案審議に入る準備をします。その前に予算委員会が何時、何日間の日程で開かれるかがまず焦点です。地方税法の一部改正案や地方交付税法の改正案など、成立の期限が決められている法案があります。全力を注ぎますが、しかし安倍総理とトランプ大統領との首脳会談も予定され、なかなか日程については難航しそうです。
 頭が痛い。しかし選挙のほうはやはり面白い。地域の選挙が国政選挙の原点であることを思い知らされます。