牛乳、乳製品の流通改革難航
2016年11月24日
牛乳の流通に対して、政府の機関のひとつである「規制改革推進会議」から意見書が出ましたが、それに対する自民党の意見集約が難航しています。一昨日は深夜まで案文作成をしましたが、私たちの案文に対して、規制改革会議側の回答はゼロ回答でした。このため昨日の早朝、いったん熊本に帰り、お祭りやグランドゴルフ大会に顔を出した後、午後上京し午後6時から農林のインナー会議に出席してその旨報告しましたが、今度は党のインナーの方々の了承が得られず、再度午後10時からの会議となりました。
深夜の会議では一定の前進は見られ、自民党案に政府側が近づく雰囲気になってきましたがまだ不確定要因が多く、今日更に詰めの作業をしていきます。
政府と与党は一体ですので、ある程度平仄(ひょうそく)を合わせたものでなくてはなりません。規制改革会議は規制緩和と自由な競争を主張しますが、私たちは現場で働き毎日牛乳を搾っている農家の意見を聞かなくてはなりません。今日も、自民党、政府側の規制改革会議、農林水産省などとの話し合い、更に現場の酪農団体の意見も聴きながらギリギリの攻防が続きます。