秋のお祭りのシーズン

2016年10月31日

 地元では結婚式と御祭り、文化祭などで大忙しでした。特に熊本地震で延期されていたイベントが次々に再開され始めました。あまりにも行くところが多く、予定していた御祭り会場に一箇所いけませんでした。
 日ごろ大変お世話になっている方のお孫さんの結婚式に女房と出席しました。家族ぐるみのお付き合いですので以前から披露宴を楽しみにしていました。特におじいちゃんが目の中に入れても痛くないほど可愛がっておられましたが、亡くなられましたので、おばあさん、お父さんの喜びはひとしおでした。
 地元に「お法師祭り」というのがあります。12の集落を年一回神輿が回ってくるお祭りで、各集落にとっては12年に一回お神輿が来ることになります。このため「お仮屋」というお住まいを造営して神輿をお迎えします。そして1年間神輿が「お仮屋」にお住まいになります。またお迎えするのに踊りや笛、太鼓でお迎えしますが、小学生から高齢者まで集落総出でお迎えします。「お仮屋の造営費」「踊りのためのそろいの法被」、みこしを畑に投げ、豊作を祈りますので「神輿の修理代」など、大変な費用がかかります。このため各集落では、特別会計を作って12年間積み立てます。そして夜は各家で宴会です。無礼講でどの家にお邪魔してもいいことになっています。昨夜はそのお祭りの日でした。ただ今年は地震の被害が甚大なため神輿を畑に放り投げることはしませんでした。
 そして夜になると、各家はご馳走を用意して客人を待ちます。夜を徹してみんなが各家を飲みまわるのですが、昨日私は8時過ぎの飛行機で上京しなくてはなりませんでしたので、区長さんの家にお邪魔してそのまま上京しました。こんなに早く切り上げたのは初めてです。
 今朝9時からTPP特別委員会があるためです。今週も同委員会の出席と審議内容、そしてもう一つの委員会である総務委員会に神経をとがらせます。