中九州横断道路の建設促進大会

2016年06月01日

 昨日は朝から東京都内のホテルで「平成28年熊本地震」からの復興に向けた、中九州横断道路建設促進大会があり、朝7時半に、園田博之、金子恭之両代議士と一緒に宿舎を出ました。
 中九州横断道路は大分市と熊本を結ぶ、高規格道路(信号と交差点のない準高速道路)で総延長は120キロメートル。現在大分県側で17キロメートルほど完成していますが熊本側はまだ着工されていません。
 このため昨年から、熊本側の着工を早く行おうと、東京で朝食会を開き国土交通省などと意見交換を始めたところです。今年は熊本地震がありましたので、寸断された阿蘇地域の道路をまず復旧させよう、というのが第一目的となりました。そして中九州横断道路を早期に完成させることが、阿蘇や熊本の復興にもつながるものであるという位置づけで開催されました。
 私たち熊本選出の自民・公明の国会議員8人全員が出席、私の選挙区がルートになっていますので代表して挨拶をさせていただきました。政府からは国土交通省が出席、地元からは県知事をはじめ沿線市町村長、県議会議員が防災服姿で出席して、地震からの復興と中九州横断道路の早期着工を申し合わせました。
 今回の地震で改めて道路の重要性が身にしみてわかりました。熊本方面から阿蘇に至る重要な2本の道路が崩落して阿蘇に行けなくなりました。今細々と以前の農道2本を利用していますが、大型車も通行していますのでいずれ限界が来て、損傷してきます。更に冬になると凍結で使えなくなります。阿蘇は益々孤立していくことになります。
 急病者の搬送、通学・通勤、牛乳や野菜など農産物の毎日の輸送、新聞、コンビニや小売店の商品などの輸送にも事欠くということになりかねません。一日も早い復旧と復興は道路の再生からということになります。