難航するTPP特別委員会
2016年04月11日
先週のTPP特別委員会は、野党が審議拒否をして中断しました。私は今週の火曜日、明日40分の質問予定でしたが、明日も委員会開催は中止で水曜日になりました。
原因の野党の言い分は「要求しても資料が出てこない。不誠実である」「委員長の議事の進め方が公平でない」ということです。与党からすれば「国際的約束で交渉経過は公表しないということになっているために、資料は出せない」ということになりますが野党は了承しません。暫くこのままにらみ合いが続きそうです。
私のほうは既に7つの質問を通告しています。時間が少し出来ますのでこれから更に詰めの作業をしていきます。今私たちがやらなくてはならないことは、交渉経過を詮索することでなく、5年間の交渉を経て出てきた大筋合意の内容に対して冷静な分析をして、国内対策の充実などで今後に備えることであると思います。