続総務委員会・NHK予算
2016年03月11日
昨日は総務委員会の一般質疑が3時間ありました。残されているのは昨日も書いたように28年度のNHK予算案の審議です。NHK予算は国民の受信料を収入源として編成されます。いわば準税金のようなもの。このため国会で審議して承認を受ける必要があるのです。年間予算は約7000億円ですので、少ない数字ではありません。
しかしNHKはお役所体質もあり様々な問題や事件が起きています。加えて今の会長になってさまざまな発言が話題をかもし、野党からのイメージは良くありません。与党である私自身も、記者出身として会長の言動には首を傾げざるを得ないところが多々あります。そういうことで野党の抵抗は激しく予算の審議入りに対してこれまで首を縦に振ってくれませんでした。
しかし昨日、NHK全体の問題を審議する、NHK集中審議を予算審議前に3時間するという条件で、予算の審議に入っていくことになりました。野党の姿勢に感謝です。
これで来週はNHK予算審議がスタートし、国会全体が波静かに進めば、年度内の予算成立に向けて、衆議院から参議院に送ることが出来る見通しになりました。先の法律改正案と伴に再びほっと一息です。あとは私たちも含め言動に十分注意して、事を進めることです。
今日は、東日本大震災から5年、慰霊の式典に出席します。そして今日一日あの日を思い出しながら、これからやるべきことをもう一度再確認します。