予算案衆議院を通過、ひと安心
2016年03月02日
平成28年度の予算案が昨日の衆議院本会議で午後6時過ぎに可決し参議院に送られました。それに先立ち、予算委員会、財務金融委員会、総務委員会でそれぞれに国税、地方税関連法律案を可決して本会議に緊急に上程したところです。
総務委員会の筆頭理事をしていますが、この役職の一番の使命は、新年度予算案を年度内に成立させること。そのためには、衆議院の優越で、参議院で仮に混乱があっても30日経てば予算案が自然成立しますので、3月1日までに予算案を上げることです。
その使命を果たすことが出来てほっと一息です。ここまで様々な不祥事や事件、週刊誌沙汰になった問題がありましたが、まずは順調に来ました。野党の協力もあったからだと思います。
次はNHK予算を年度内に成立させなくてはなりません。それが終わるとサイバーセキュリティー関連の法律案など総務委員会関連の法律がいくつかありますのでその成立に向けて質疑をしていかなくてはなりません。
それが一段落すると選挙制度改革の法案です。小選挙区を6議席減らします。熊本も入ります。区割りや周知期間などで2年近くはかかりますので、その間に選挙が行われます。
最近の政府高官の発言を聞いていると「消費税の引き上げ延期」「今の景気なら補正予算の必要性」などが耳に入ってきます。となると、国会を延長して、補正予算を組み、消費税の引き上げの延期を決めて解散同日選挙、という線が考えられるようになりました。消費税の延期がなくても、解散総選挙は今年中に実施される雰囲気が漂っています。