28年度予算大詰め

2016年02月29日

 今週はこれまで審議してきました28年度の予算案が衆議院を通過するかどうかの大詰めの週です。今週中に参議院に送らないと年度内の予算成立は難しくなります。このため明日にでも予算委員会で可決して、そのまま国税と地方税関係を財務金融委員会と私のところの総務委員会で可決して、明日中に本会議に緊急上程して可決という段取りでいかなくてはなりません。薄氷を踏む思いでもあります。明日の夜まで緊張が続きます。
 特に総務委員会は地方財政計画といって、来年度1年間の地方の財政運営をどのようにしていくかという大切な方針が示されています。その中に地方税の改正案が入り地方の収入を少しでも確保するための法案が含まれています。もし成立が遅れれば、苦しい地方の経済が更に苦しくなることが十分に考えられます。
 そんな中、民主党と維新の党の合併、選挙制度改革に絡む各党の考え方の違い、おおさか維新の野党の中での孤立、など政治的に不安定な要因がいくつかあります。これらが予算審議に影響してくるようならまた混乱の種になりかねません。
 明日まで何事も慎重にことを進めなくてはなりません。