国会は不正常、予算審議遅れる
2016年02月01日
甘利大臣の辞任により国会は不正常な状態に入りました。本来なら先週予算委員会を開催して、今週から審議入りでしたが、今週審議に入れるか微妙な段階です。今週入れたとしても審議そのものの日程は遅れます。それにより予算委員会の後開く総務委員会など各委員会での法案審議もずれ込むことになります。
私が担当する総務委員会は地方交付税法や地方税関連法など地方自治体への予算の執行や収入に関する重要な法律を預かっていますので、仮に年度内成立が遅れれば、地方にお金が回らなくなり、地方の景気はおぼつかなくなります。与野党とも責任重大です。
今週どのように国会が展開していくか、国会対策委員会や議院運営委員会を見守る以外にありません。不透明な国会になって来ましたが、ここは大臣の究明は究明として、予算の審議は国民のためにしっかりと予定通りに行きたいものです。