18歳からの選挙権のためには

2016年01月19日

 来年の参議院議員選挙から選挙権が18歳に引き下げられるという法律は昨年の国会で成立しました。しかしそのためには、18歳と19歳の方々を選挙人として各自治体が名簿登録をしなくてはなりません。しかし名簿登録をするという法律がまだ成立していません。これは民主党など野党の協力が得られずにここまで延びていたという経緯があります。
 どんなに18歳まで選挙権年齢を引き下げても、名簿に登載されてなかったら選挙が出来ません。法律というのは難しいものです。公職選挙法はそのような建て付けになっています。
 その公職選挙法の与野党合意がやっと出来ました。政治倫理・公職選挙改正に関する特別委員会を開き、今週の本会議で衆議院で可決する見通しです。
 この法律は昨年から、私が同委員会の筆頭理事として手がけてきましたので、今国会で筆頭理事は降りましたが、懸案の問題が一段落することで肩の荷が下ります。 
 後は18歳からの選挙権ですので高校生にいかに政治に関心を持ってもらうような運動をしていくか、そして私たち議員も興味をもたれるような政治活動をしていくかが改めて求められます。