地方の自民党県連も不安と期待が

2015年12月14日

 昨日は昼から宮城県の仙台市に行きました。仙台まで新幹線「はやぶさ」で1時間半。近いです。北海道と自民党の道連・県連の幹事長会議で、党本部から副幹事長で地方組織総局長としての私と自民党地方創生本部の福井照代議士が参加しました。
 福井代議士からは地方創生について今後の政府と党の取り組みについての話。私からは党員拡張と地方が抱える不安材料に対しての応答ということになりました。
 地方創生については期待もあります。しかしやはり各県、地方から出てくる対応策は人口減少への歯止めや雇用の拡大など内容的にはその対策としては同じようなものになります。後はいかに実行力があるかの争いになりそうです。
 地方の参議院選挙に向けての不安材料としては、やはりTPPに対しての不安が数多く出されました。今後の農業はどうなっていくか、特に中山間地の農業の行方などについての質問が相次ぎました。一つ一つ丁寧に答えたつもりですが、まだまだ釈然としないものが皆さんにもあるようでした。
 地方の自民党支部の財政問題も訴えられました。しかし自民党本部として、今のように2年に1回に選挙があっては、選挙に対する出費が大きく、なかなか地方へ潤沢な交付金を回せないというのが実情です
そこはご理解いただく以外にはありませんが精一杯の努力をしていくと応えました
 皆さん道議会議員や県議会議員の方で幹事長を勤められる方ですから、できることと出来ないことはしっかりわかっていらっしゃいます。それでも地方からの訴えは、説得力があるものもあります。特に地方創生や一億総活躍が叫ばれ、一見地方にスポットライトが当たっているようですが、地方の厳しさをいちばん知っておられる方々です。現場の大切さを改めて感じました。