小泉進次郎という人物
2015年12月08日
昨日は前日の北海道に続いて熊本の酪農家の視察を行いました。同視察には小泉進次郎農林部会長が同行しました。東京のテレビ局からも撮影クルーが来て大デレゲーションです。農林問題とは違った切り口での取材もあったのだと思います。
小泉代議士とこうして一緒にじっくりと視察をして、その言動や対応を見させてもらったのは初めてです。視察から、熊本空港での食事、東京までの帰りの道中も一緒でした。
なかなか魅力のある人物です。まず、恥ずかしがったりしない、そして何事にも積極的です。農業は素人と公言しながら自分が知らない農業の専門用語などはどんどん質問されます。そしてなかなか飲み込みが早くて感覚がいい。質問のつぼも抑えて私たちが足元で抜けている部分などを問いただし、「なるほどそうだったのか」と思わせる部分もかなりありました。
自分に注目が常に当たっているということを自覚しサービス精神も旺盛です。子どもを抱き上げ写真をとることはしばしば。また空港で「あっ、小泉さんだ」といわれると「写真を撮ろう」と自分から呼びかけ相手に応えてくれます。
レストランでも店員さんに丁寧で思い上がったところはありません。なかなかの政治家であり著名人です。今後が期待されると感じました。
肝心の視察のほうはかなりの意見を聴くことができました。これから価格決定をしますが、意見を反映させてもらいます。小泉さんも農業は素人といいながらも、補助金のあり方についてかなり厳しいことも生産者に対し発言していました。農業はこういう人の加入で面白くなりそうです。しかし農業農村を守るためにやるべきことはやっていきます。