弱い立場に立ってこその政治
2015年11月20日
現在東京では各団体の全国大会が開催されています。昨日も商工会や水産業会など多数の大会が都内一円で開催されました。
そのうちの一つ。「全国山村振興連盟」総会が皇居近くの会場で開かれ出席しました。隣に都市部からから出ている野党の議員が座りました。その議員が言うのには「以前は過疎町村を抱える地域から出馬していた。多くの山村町村から色々な陳情もあり働き甲斐があった。しかし都会から出馬するようになって陳情は極端に減った。都会は政治が手を差し伸べなくても、自立していく。やはり田舎のほうこそ政治の力を必要としている。議員定数も人口だけで割り振っていくのは本来の姿ではないなあ」と語りかけてきました。「その通りだよ」と応えました。
全国大会も過疎町村や、簡易水道を持つ町村、漁港を持つ町村などが出席しています。いずれも必死なのです。やはり弱い立場の地域や人のためにまず政治は寄り添わなくては、と感じます。