台風被害への対応

2015年09月29日

 昨日は台風15号、18号の農産物被害の対策をどのようにしていくか、自民党ワーキングチームの会合でした。被災地は15号が鹿児島、熊本、長崎。18号が茨城、栃木です。15号が暴風によるビニールハウスなどの農業施設園芸の倒壊が中心なら、18号は茨城の鬼怒川の堤防決壊に見られる水害による米などの被害です。
 被災地のメンバーでチームを組んでいるのですが、18号は農業施設や飼料米など全般的に被害が拡大しています。まず復旧をどのようにしていくか、その後、食用米や飼料米に対する補償がどのようになるのかが焦点です。
 私たちのほうは、果樹園芸に携わる中核農家のハウスが大きな被害を受けていますので、これら担い手農家の士気をいかに落とさないように、早急にハウスへの補助率かさ上げなどを実行していくか、スピードが勝負です。
 国会は閉会になりましたので自民党本部も閑散としていますが、このワーキングチームの部屋だけは、農林水産省や環境省、総務省の役人と私たち被災地の議員の攻防でひときは熱気を帯びていました。少しでも被害の補償が有利になるよう頑張ります。来週も続きます。