国会95日間、9月末までの延長
2015年06月23日
国会の本会議は昨日、午後8時10分から開かれ、6月25日から95日間、9月27日までの延長を決めました。戦後最長の延長幅です。もちろん、今審議中の平和安全保障法制を今国会中に可決成立させるためです。
国会開会前に安倍総理は自民党の代議士会で、「何としても国家のために今国会でこの法案を成立させたい。それが必ず次の世代のためになる」と悲壮とも思える覚悟を示されました。その後、谷垣幹事長も同様の挨拶をされました。
私も党の役員の端くれとして、全力で法案の可決に汗をかきます。マスコミも含め、集団的自衛権について憲法の観点から、自衛隊のリスク像の観点から、戦争につながるという視点から、色々な見方があります。しかし、私としては自民党一丸となってこの国会で成立させるという決意が示された以上その使命を果たさなくてはなりません。
そして今後の世界情勢とその中での日本の果たす役割を考えると、いずれつくらなくてはならない法整備です。であるなら今、安倍総理の時にしかできないことですのでやり遂げるべきです。後の運用は私たちの責任でしっかりと平和を維持し、日本の役割を国際的に認めてもらうような判断を責任をもってしていく必要があります。
それと今日は一日、私にとって郵政の日になりそうです。この3週間「郵政特命委員会」の幹部の一人として、日本郵政グループが10月にも株式を上場するに当たって、その後のあり方をどうすべきかを論議し、私が責任者になって取りまとめ案を書いてきました。
今日がその案を発表し、総会で承認を得た後、党の幹部会に掛け、了承得終えたなら、党としてのとしての重い意見にして、政府の官房長官や財務大臣、総務大臣に申し入れをしなくてはなりません。
朝の8時から始まって、午後5時までそのスケジュールがびっしりと続きます。私にとってはこの役割が終わるとほっと一息です。何せこの4ヶ月そのことに集中してきましたので、私としても一段落。次は今週末の酪農ワーキングチームの座長としての、今後の酪農対策の取りまとめです。