会期延長幅はどのくらい?

2015年06月19日

 国会は6月24日、来週の水曜日で閉会です。しかし現在の平和安全保障法案や労働者派遣法案などの動きを見ていますと国会を延長して、更に審議を丁寧に進めなくては国民の理解が得られないことは明白です。平和安全法案などは、審議時間が衆議院で80時間は必要ですがまだ60時間です。その後参議院も待っています。
 そこで会期延長となるのですが、延長幅が30日か、60日か90日かどの延長幅になるのかが気になるところです。あまりに短ければ法案成立が間に合いません。延長した意味がありません。あまりだらだら長くやっていても時間の無駄ですし、その後には臨時国会が控え来年度の予算や景気対策に着手しなくてはならないため国全体としてマイナスです。
 60日くらいだったら2ヶ月ほどですので8月お盆過ぎくらいまで、90日だったら3ヶ月ですので9月いっぱいということになります。私たちは国会の休会を利用して対話集会や後援会のイベントを企画していますし、海外に行って外国政府との意見交換などもなども国会が休会にならなくては原則として出来ません。このため夏の日程は延長幅が決まらないとつくれないことになります。
 今日から月曜日にかけて大体の延長幅が決まってきます。延長国会で様々な意見を出せるよう一段とと気合を入れて行きます。