税制、訴え方も様々

2014年12月29日

 自民党の税制調査会は税を廃止するか拡充するか、新設するか、役所にとって、企業や個人にとって生命線です。それだけに訴え方も様々です。ほとんどは各省庁が指導したとおりの訴え方を各議員がしますが、中にはユニークなものもあります。
 「3日前に亡くなった母親が枕元に立っていた。息子よこの税制は拡充しなければ日本がダメになるぞ、と言った。母を成仏させるためにも拡充を」「この前外国人と話していたら、日本にはまだそんな税が残っているのか。世界にはもうないぞ、と言われて恥ずかしかった」「先日、天の声を聞いた。時代は動いた。新しい税をつくるべきだ、と言う声だった」など、趣向を凝らした意見もあります。
 そのたびに「えらく税に詳しい母親だったなあ」「どこの外国人だったのか。何語でしゃべったのか」「政治の世界には天の声にも変な声があるなあ、と言う時代があった」など、ちゃちゃが入り、爆笑に包まれます。
 真剣な中にもユーモアもありなかなか活発な論議、自民党ならではです。昨日も4時間以上続きました。
 今日からまとめに入ります。