いよいよ大詰め、税の決定

2014年12月27日

 自民党の税制調査会の会合には、入り口に各団体の関係者が詰めかけ、チラシを手渡されます。それだけに税のわずかな動きが、関係団体や会社、引いては一人ひとりの生活に大きく影響してくるということです。
 昨日も朝から夜まで税の論議でした。過疎地や立場の弱い人たちに、税の特典を与えてありますが、ほとんどが期限を決めてあります。その期限が来ると普通の法律に戻りますので、延長してほしいという陳情、一方でもう時代的に弱い立場でなくなった、普通の税制を適用してもいいのではないかと言う意見。またイノシシやシカの被害が増えて、鳥獣対策が叫ばれているときになぜ狩猟税が必要なのか、という意見が出る一方でもともとレジャーから出発し、まだライフル銃などレジャー的なものは残っている。税そのものをなくしてしまうのは早計ではないか、という意見が出ます。
 いずれもあちら立てればこちらが立たずのものばかり、白熱の議論が繰り返されます。しかしどこかで結論は出さなくてなりません。いよいよ腹を決めてかかる大詰めに来ています。