永田町に吹く解散風
2014年11月11日
月曜日午後、上京すると国会が緊張しています。自民党の緊急役員会が開かれ、秘書が「ひょっとすると解散になるかもしれません。消費税の引き上げを延期した場合、今をおいて解散のチャンスはないと言う考え方が浮上してきています。解散の日は○日、投票日は○日の可能性があります」と具体的スケジュールも決まっているかのように、耳打ちをしました。
まさか、とは思いますが空気はかなり深刻です。多分10月の消費動向があまりよくなかったことで、消費税の見送りを安倍総理が決断しそうだ、という憶測が流れたのだと思います。
私としてはいつ解散・総選挙があってもいいような準備はしていますが、さすがに大儀がありません、しかもこの景気状態のときに総選挙をするならますます経済に冷や水を浴びせることにならないか、とも思います。
安倍さんは小泉さんの郵政解散と同じことを考えているのかもしれませんが、あの時はシングルイシューでしたが、郵政の民営化を国民に問うという一つの国民投票的なテーマがありました。
今回もしテーマを問うとしたらアベノミクスを皆さんどう判断しますか、ということになります。アベノミクスは賛成ですがまだ道半ば、これから地方に波及させなくてはならない時期です。解散に踏み切ることはないと考えますが・・。
こればかりは総理の専権事項。こちらは備えをするだけです。選挙事務所の用地確保については、熊本事務所に指令したところです。