民間団体の国際貢献に評価を
2014年10月07日
昨日は民間の海外協力団体である「オイスカ」の国際協力の日の集いが開催されました。オイスカは1961年に発足した海外支援の民間団体で、特にアジアの途上国に農業指導などを行っています。私も4年前にミャンマーに、今年インドネシアに視察に行かせていただきました。
昨日はオイスカのメンバーが全国から200人以上集まり、記念講演と視察報告、レセプションがありました。
私も今年のインドネシアの報告を10分間させていただきました。
ОDAなど外務省の国際支援予算は限られています。どうしても民間支援に頼らざるを得ません。しかし慈善事業精神だけで国際貢献が出来るものではありません。外務省からの補助が必要です。
中国などは国家プロジェクトとして支援を行いその見返りとして資源や領土問題などに口を出してくる、あからさまな見返り海外支援をやっています。このようなやり方は長続きはしません。
日本は独自のやり方があるはずです。特にその技術、人的交流、アジア人としての一体性を持ってまさに相手の立場に立ったあった海外支援、特にアジア支援をすべきです。
民間団体の事業にテコ入れして民間人同士の気持ちがかよう国際交流が築かれるならこれほど良いことはありません。
民間外交に支援を、と呼びかけていきます。