日本の経済が心配

2014年10月03日

 4月に消費税を引き上げて以来、日本の経済がなかなか上昇しません。消費が低迷したままです。景気の目安となる住宅着工件数と自動車の売り上げが伸びません。特に住宅は消費税の引き上げに伴う落ち込みを予想して税制面でかなり優遇したにもかかわらず、その効果が出ていません。
 このところの様々な勉強会でもそのことが最も心配されています。地方への活力はなかなか出てくる環境にありません。
 昨日役所の方々と勉強会をしましたが、どの地域も、そして全ての国民が活性化していくのはなかなか厳しい。地域の絞込みや、経済を活性化させるための産業分野の絞込みをしてこそ、活力を持つ地域や産業が出てくるのではないか、という意見が出ました。
 人口が減少し高齢化していくなかで、全がてをハッピーにすることが難しいなら、地域や産業分野の選択と集中をやるしかありません。それぞれの地域から選挙で選ばれてきている政治家にとってはそれが出来るのか、難しい課題です。それをやる勇気があるのかどうかも問われます。
 日本の正念場です。