ウナギの蒲焼を食べたい

2014年09月18日

 東京で日本、中国、韓国、台湾の4カ国が今後のウナギ資源の管理について話し合いました。
 ウナギは年々その数が減っています。人工孵化が出来ないため天然のウナギの稚魚(シラスウナギ)を川から採ってきてそれを養殖して、日本人の大好きな蒲焼にしています。ちなみにこんなにウナギを食べるのは日本だけ。蒲焼は日本だけの料理です。
 このため中国などは日本は大のお得意様。日本輸出向けにシラスを取り、養殖をしています。
 日本人が好んで食べるウナギが「アンギラジャポニカ」という種類。牛肉同様、脂が乗って日本人の味覚に合うのです。
 そのアンギラジャポニカが今年6月、国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定されました。国際自然保護連合は民間の機関ですが、これが国連のワシントン条約にかかることになると輸出入が禁止されることになります。
 現在のウナギの3分の1以上は輸入です。早期の管理が必要ということで4カ国の緊急会議となった次第です。
 来年は、今年の2割減の稚魚を養殖場に入れるということで、合意しました。
 ウナギが徐々に少なくなります。また養殖業者と蒲焼店で話しが合わないと蒲焼店の仕入れ値が高くなり結果的に蒲焼の価格がまた上がることになります。
 私は蒲焼が大好き。小さい頃、白川で取ったウナギを自分で料理して蒲焼にして食べていました。その味覚が今も忘れられず、時々たまらなくなって蒲焼店に駆け込みます。以前のように腹いっぱい食べたい。
 当時はナマズも蒲焼にして食べていました。こちらも美味しかった、ナマズでもいいんだけどなあ。