内閣改造まずは順調

2014年09月05日

 安倍第2次改造内閣は、まずまずの評判のようです。女性登用、そして幹事長に谷垣さんを起用したことで政策に幅が出てくる可能性が出てきました。
 やはり自民党は右から左、農村部から都市部、若手から高齢者と様々な議員がいます。それぞれに思想信条、政策、選挙支持基盤の性格も違います。これらをゆったりと包み込んでいくのが本来の自民党であり、それが日本の姿にもつながってきます。
 あまりにも成長一本やり、また都市型、更に中国や韓国の排除などの外交は、効率はいいかもしれませんが政治や政策の幅を狭くします。
 小選挙区になり総裁の権限が強くなり、ともすれば単調な国家運営になりがちですが、もっと重層的な政策や運営に出来るかどうか、これからが勝負です。