日本拳法という武道

2014年08月20日

 昨日は全国高等学校日本拳法選手権大会が東京足立区の東京都武道館で開催されました。私は全国高校の会長をしていますので大会会長として出席しました。
 全国から高校団体で男女40チーム、更に個人戦出場の高校生が参加し、会場は熱気に包まれました。
 日本拳法は、面、胴、ぐらぶをつけ、打撃、蹴り、投げなど柔道と空手、相撲を全て合わせたような武道です。歴史も古く昭和のはじめに生み出されました。
 しかしまだ武道としてはマイナーです。インターハイや国体種目になっていません。そこで一日も早く日本体育協会に加盟して、公式種目となり高校生に目標を持って試合に臨んでもらおうと努力しているところです。
 武道としては各流派にそれぞれの歴史、更に昇段昇級を主催する団体が存在していますが、競技団体としてはなかなか一体化できません。しかし高校の会長として将来、日本拳法をメジャーにするためには、大人の世界がまとまらなくてはなりません。
 今一本化と加盟への努力をしているところです。何としても実現させたいと思っています。