戦争について考える期間

2014年08月07日

 昨日は早朝から朝起き会という会合で「平和祈念朝起き会」があり、原爆投下と平和について考えました。
 昼過ぎから上京、夕方の東京の会合に出席しました。
 会合には広島県選出の国会議員も広島市で行われた朝の平和集会に出席した後、駆けつけていました。広島に原爆が投下された8月6日という日は特別な日です。
 昭和16年に始まった太平洋戦争、そして広島、長崎に対する原爆投下、昭和20年8月15日の終戦を迎えますが、それほど簡単に語れるものではありません。日清、日露戦争から次の戦争への動きは始まってました。
 そして昭和6年の満州事変から、戦争は実施に移され、昭和12年の宣戦布告なき日中戦争開始で、その後の日米開戦も決定的になります。
 このような状態の中でなぜ政治が機能しなかったのか、難しい問題ですがそこが日本の将来を考えるとき最も大切なところであると思います。なぜなら同じような政治判断は将来も十分に考えられるからです。
 終戦の8月の期間、「もう戦争はしません」という不戦の誓いをするだけでなく、なぜ日本がそのような道を歩いていったのかということに対して、もっと深く検証と分析を行い、将来に対する歯止めと、若者への教育を考える期間にしなくてはなりません。日本という国の歴史と国民性、地政学や国柄を考えることにもつながる重要なテーマと考えます。