街のたばこ屋さんを守れ

2014年08月01日

 昨日は私が事務局長をしている「自由民主党たばこ議員連盟」の幹部会を開きました。
 街のたばこ屋さんはコンビニに押され年々減少しています。更に喫煙者が減ってきておりピンチの状態。以前は街の十字路にはたばこ屋さんがあり、道を聞くにも何か用を足すにも、タバコ屋さんに尋ねるという光景が見られましたが今はすっかり無くなってしまいました。
 そこで、街のぬくもりを残すためにもたばこ屋さんを少しでも残そうと議員連盟がつくられています。
 たばこにはたばこ税がかかっており、地方や国の貴重な財源となっています。このためたばこ屋さんの管轄は財務省です。たばこの売れ行きが悪い店は、低調店として廃業に追い込まれる仕組みにもなっています。税を稼がない店は閉じさせるというわけです。
 そこで昨日は低調店に指定されるたばこの年間売り上げ本数の基準を引き下げることにしました。平成10年度に比べて約4割もたばこ全体の売り上げが減少していますので低調店の基準も4割引き下げることにしました。これで廃業から免れるたばこ屋さんが少し出てくることになります。
 街の酒屋さん、たばこ屋さん、八百屋さん、散髪屋さん、ガソリンスタンドなど田舎の中心部の顔が無くなっています。さびしい限りです。
 地方の活性化がうたわれていますが、このような状態をどのようにしていけばいいのか、なかなか難しい課題です。一時的な弥縫策では地方はよくなりません。全力で取り組みます。